個別受注生産向け大日程管理システム Dr.大日程

管理形態に合わせた２つの製品体系

完成製品の管理形態に合わせた２つの大日程管理機能「１階層版」と「３階層版」をご提供

引合情報・確定情報を元に定義された大工程を元に大日程ガントチャートと負荷グラフを作成します。
また、日程情報と負荷情報は「Dr.工程PRO」と、原価情報は「Dr.原価PRO」と連携されます。
「３階層版」は、自動車向けプレス部品メーカーの車種別部品別の計画に基づいた金型製造の管理などに適しています。

引合物件の基本情報の一元管理

得意先別・品名別・引合確度別等で引き合い情報を管理

引合情報・確定情報を元に定義された大工程を元に大日程ガントチャートと負荷グラフを作成します。
Dr.工程PROの計画工程との対応付けにより、ガントチャートでの進捗確認や高精度の負荷把握を実現出来ます。
「３階層版」では、3階層目が「Dr.工程PRO」の製番と紐づけられ、Dr.工程PROの進捗状況や負荷状況もすべて集約して共有されます。

引合登録・大日程計画登録

容易な操作で早期に案件情報・大日程情報を登録

既存案件のコピーや大日程パターンの利用により、容易に案件や大日程計画の登録が可能です。
日付の移動も基準日を指定してフォワード・バックワード指定することで自動計算されます。

大日程スケジュール確認

アイコンとガントバーにより直観的にとらえやすい大日程計画

登録された大日程計画は、ガントチャートで表示されます。
イベントはアイコンで、日程はバーで表現されます。
イベントアイコンの種類や日程バーの表示色は設定が可能です。
また、メモを登録して、アイコンと吹き出しで表示することもできます。

負荷確認

ガントで表示される日程のダブリと、その負荷を確認し、受注時期や納期交渉の検討材料を提示

加工中の小日程負荷と大日程負荷を合わせて負荷グラフとして表示します。
大工程別の負荷を確認することで、作業の集中を把握でき、日程調整すべき時期を確認できます。
引合確度別・品種別・得意先別・外注先別など、さまざまな観点から負荷を把握することが可能です。

大日程と小日程の相互連携

大日程と小日程の連携により営業部門と加工部門の情報共有をサポート

Dr.大日程の案件とDr.工程PROの製番を１：１で紐づけすることができます。
紐づけされているDr.工程PROの情報から、小日程負荷や進捗は大日程に反映されます。
これにより、より精度の高い負荷状況が把握でき、営業や管理職が加工中案件の進捗を確認することが可能となります。
また、大日程画面からDr.工程PRO（小日程）の製番登録や雛形からのパート図（部品構成・工程手順・計画工数など）展開も可能です。

大日程画面からDr.工程PROやDr.原価PROの画面を直接起動することも可能で、より詳細情報の確認へと進めます。

３階層の日程管理

製品（車種）・製品部品（成形部品）・成形工程（金型）の３階層をリレーションして日程管理

大日程レベルで階層型の製品管理を必要とする製造現場で有効です。
自動車向けプレス部品メーカーでは、車種→成形部品→成形工程（金型）の３階層でご利用いただいております。
トライに必要なドロー・フランジ・ピアスなどの金型の日程を関連付けて管理できます。
上位階層の日程変更に伴い下位階層を連動させる機能や下位階層から上位階層へ集約した日程の表示など、階層間はリレーションされています。